学習活動
救急法講習会
2024.7.2
日本赤十字社島根県支部から講師の方をお招きして、講習会をしました。3年生は3回目の受講になりました。
胸骨圧迫、人工呼吸の仕方、AEDの使い方を学びました。併せて、本校に設置してあるAEDのフタを開けて、どんな音声ガイダンスが流れるのかなどを確認しました。
令和5年度版 救急救助の現況(消防庁)によると、救急車の「現場到着までの平均所要時間は約 10.3 分、病院等収容までの平均所要時間は約 47.2 分となり、延伸傾向にある。」とのことです。この「約 10.3 分」を効果的なものにするためには、多くの協力者が必要だと感じました。
また、次のようにも書いてあります。「平成 16 年に非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用が認められたことを契機に、消防庁では、住民に対する応急手当の普及啓発活動を推進 しているところであり、現場に居合わせた人(バイスタンダ-)が応急手当を行 うことで、生存率や社会復帰率の向上が期待される。」
今回も講師の方からは、「いざという場面で、一歩踏み出して自分が救護者や協力者になってほしい。人命を救ってほしい。」と話がありました。
本校のAEDは昇降口向かって右に設置してあります。
<今回の講習で習ったこと>
「胸骨圧迫」 1分間に100~120回の速さで、胸部が5cm(成人の場合)沈む強さで。
「人工呼吸」 胸部圧迫30回毎に2回吹き込む。
「AED」スイッチを入れる。(フタを開けると自動的にスイッチが入るものも多い) AEDの音声ガイダンス通りに操作する。