生徒の活動の様子

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学習活動

「吉田の魅力」田部長右衛門氏にお話しいただきました。

2022.7.3

今年度も田部長右衛門氏に「ふるさと教育講演会」の講師としてお話いただきました。
平成27年度から毎年ご講演をいただいています。
今年度は「やってやれないことはない!吉田が日本の最先端!」という演題で、ふるさと吉田の魅力を中心に、日本がこれまで歩んできた歴史や日本の現状と世界との比較、これからの時代の考え方などについて、生徒たちにわかりやすく、そして今年も熱のこもった語り口でお話しいただきました。
講演には、総合的な学習の時間でお世話になっている「たなべたたらの里」の方々も来られました。
きれいな水、豊かな山、肥沃な土地、そして歴史文化など、吉田は日本の中でも素晴らしい土地で、今あるものは「当たり前ではない」、むしろ都会や外国から見れば「最上級でぜいたくな環境」にあることを何度も強調されていました。
そして、5年、10年のくくりの中で、今あるものを生かし、無いものは作ればよい、という発想で、エネルギーと食料の自給率を100%へと目指していくための街づくりについてもお話しいただきました。
それを「皆さんとの約束」として、毎年進んでいく事業について教えていただいています。
また、持続可能な街にしていくことが、自分たち世代の務めであり、次へと繋げていかなければならないということを思いを込めてお話しいただきました。

最後には、ご自身の経験や知見から、「これから歩む道は小さな階段を少しずつたゆまず作っていけば、少々失敗してもすぐに立ち直ることができる。失敗もまた学びとなること、勉強だけでなく、いろいろなことに興味を持って目の前のことに取り組んでいくことが大切。」など、生徒たちにエールもいただきました。
生徒からも、講演を聞いた感想や質問をさせていただき、一つ一つ丁寧に答えていただきました。
お忙しい中、今年もご来校いただきありがとうございました。
以下に生徒の感想を少し紹介します。
 
ふるさと教育講演会で田部さんのお話を聞いて、改めて吉田の空気や水、お米は最上級で綺麗だということがわかりました。なぜ日本は魅力度ランキングが低いのかや、世界においていかれたのかも知ることが出来ました。水がきれいなことはありがたいことということが分かったので、毎日感謝の気持ちをもって過ごしていきたいです。少しずつ階段を作っていきたいです。
〇自分は去年聞いてすごく興味を持っていました。今日の話を聞いて今までの吉田でたくさんのことが進んでいることがわかりました。こんなにも田部さんが吉田のことを熱く思われていて自分で考えた計画を有言実行されていることにも凄い力だと思いました 自分が失敗をしてもめげずに前を向いていきたいと思います。

〇講演会を聞いて、吉田にいろいろな建物ができたりすることをきいてすごいなと思いました。10年後には実現すると言っておられて実際に行ってみたいなと思いました。吉田は人口がとても少ないので吉田の魅力を発信できるようなことをしていきたいなと思いました。 最後に物事をするとき一気にするのではなく少しずつこつこつすることがいいと言っておられて勉強など毎日こつこつやって失敗してもすぐに立ち直れるようにしたいです。
〇吉田の1年後2年後について話を聞いてすごくいろいろな店にも行ってみたいと思ったし出雲大社の本殿の屋根の木を地元の木を使われると聞いてすごいことだと思いました。 また、吉田町の自給率が、エネルギー自給率100%、食料自給率100%になると聞いたのですごく楽しみです。
〇吉田の良さをを改めて知ることができました。日本の問題や、問題をどう解決していくかも知ることができました。また、吉田の未来について5年後、10年後に吉田がどうなっているかがとても楽しみです。私たちの未来に向けてのアドバイスも言ってくださったので、実践していきたいです。

学習活動

ふるさと学習「吉田の未来」が始まりました。「食 編」

2022.6.19

ふるさと学習「吉田の未来」3講座目は、「食」についてです。
今年度も「たなべたたらの里 たなべ森の鶏舎」さんを講師に、養鶏のことや卵にまつわるお話をお聞きしました。
今回は、手銭さん、祖父江さんにお話をしていただきました。
実際に卵を持ってきていただいたり、映像で鶏舎の様子をみせていただいたりしました。
美味しい卵をいただくために、鶏を大切に思い、飼料や水、育てる環境などにこだわった「食」に対する考え方や工夫、努力しておられることなど多岐にわたりお話をしていただきました。
また、後半では、新鶏舎のお話や「アニマルウエルフェア(動物福祉)」についてのお話もしていただきました。
食の講座では、地元の料亭「すぎ原」の杉原さんを講師に調理実習も予定しています。
吉田の「食」にまつわる講義や体験、調べ学習などを通してふるさとや食ついて考えていきます。

学習活動

ふるさと学習「吉田の未来」が始まりました。「たたら編」

2022.6.18

「吉田の未来」講座、たたら編の紹介です。
講師は、公益財団法人「鉄の歴史村地域振興事業団」の岩城こよみさんです。
吉田はたたら製鉄によって栄えた地域です。
たたら製鉄が盛んだった時代から現在までの人々の暮らしぶりや現在の吉田町についてなど、多角的にお話をしていただきました。
地元に住んでいても知らないことは多くあります。
地域にかかわる方々にお世話になり、この講座でも生徒たちは、吉田の豊かさや良さについてさらに多くのことを学び、吉田の未来について考えていきます。
 

学習活動

ふるさと学習「吉田の未来」が始まりました。「産業編」

2022.6.12

総合的な学習の時間において、「吉田の未来」というタイトルでふるさと学習を行っています。
目的は、
①地域の「ひと」「もの」「こと」と関わりながら、ふるさと吉田について深く知り、また愛着と誇りを持つこと
②感謝の気持ちや地域貢献への意識を高めること
③体験や講義、調べたことをもとに自分の考えを発信していくこと
などです。
産業の他に、「食の魅力」「たたらの魅力」の講座があります。
 

これは、「産業の魅力」の講義の時間です。
今年度も「たなべたたらの里」掛合事業所より講師をお願いしました。
山林部から竹下さん、河西さんに来ていただき、林業に関わる道具の歴史を豊富な資料をもとに教わりました。
古代から中世、近代、現代に至るまで、人々が営んできた林業の歴史の一端を教えていただきました。
実際に道具を持ってきていただいたり、木を切る体験もさせていただきました。
林業の魅力・山の魅力を学んでもらおうと、生徒たちのために毎年違う角度で興味深い講義や体験を準備していただいています。
次回は実際に山へ行って学びを深めます。

学習活動

学力育成訪問指導がありました。

2022.6.11

5月27日に、出雲教育事務所と雲南市教育委員会より、学力育成のために指導主事の先生方が来校され、授業を見ていただきました。
授業では、その時間の「めあて」と「まとめ」があり、整合性がとれていること、
単元や教材が生活に根差した生徒の興味関心を引く工夫があること、
思考や理解を深めるための生徒同士の意見を伝え合う場面の設定があること、
などのポイントを踏まえて授業参観後に指導を受けました。
また、ICT教育についても本校の取り組みを説明し、アドバイス等をいただきました。
 

本校は昨年度より、基礎基本の定着と、相手意識をもって表現できる力の育成を重点に取り組んでいます。
指導主事の先生方からは、落ち着いて前向きに授業に取り組んでいる様子を褒めていただきました。
自分の意見を伝え合う場面では、聞くほうも相づちや応答をさらに加えることで意見交流に深まりが出る、というようなアドバイスもいただきました。