緑の少年団の活動として、昨年に続き今年度も「たなべたたらの里」山林事業部の方々にご支援をいただき、全校植樹を行いました。
緑の少年団は、林野庁所管の公益社団法人 国土緑化推進機構が国土緑化運動を推進する目的で組織されています。
具体的には、「 次代を担う子供たちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくこと」を目的としており、本校はその活動に対し何度も表彰を受けています。
現在島根県内の小中学校120校が加盟しています。
昨年度は吉田の木、クロマツを約60本植えました。
今年度は、その先の斜面に2種類の苗を植えました。
たなべたたらの里さんより、植える苗も生徒達に選んで貰ったらどうかというご提案をいただき、「あすなろ」と「ヤマボウシ」に決めました。
花(木)言葉はいずれもあすなろが「変わらない友情」ヤマボウシも「友情」ということも教えていただき、生徒達が選んだ要素の一つとなっています。
2021年3月の山の様子です。
植樹の森として右側に階段を作られたり、整地、芝刈りなど整備をしてこられました。
たなべたたらの里さんでは、中学校だけでなく、他の事業所など、植樹を計画的に行うことで山や自然を守り、人と自然が共生できる森を何年もかけて作っていかれる予定です。
中学校の緑の少年団の活動として、この地元菅谷の森で植樹に参加させていただくことで、ふるさとを大切に思う気持ちに繋げていければと思っています。
昨年植えたクロマツの生長も確かめることができました。
たなべたたらの里さんで、植樹記念の看板も作っていただきました。
佐藤部長さんより、木の性質や名前の由来、木にまつわるお話など、人と木の関わりについて教えていただき、木をより身近に感じることができました。
また、苗の出来方や植え方についてもしっかりと教えていただきました。
生徒達も集中して聞いていました。
今回の活動は、NHK、山陰中央新報、雲南夢ネットで紹介していただきました。
クワは、東部農林振興センター雲南事務所林業部でお借りしました。
消毒も用意していただき、道具を持ち、いざ出発です。
今回は、たなべたたらの里さんより、4名の方に指導していただきました。
4グループに分かれ、まずは教員がモデルとなって、生徒へ説明をしていただきました。
固く根が張っている斜面に植える作業は、思ったより大変でした。