2020.2.12

1日入学がありました

 2月12日(水) 4月に加茂小学校へ入学する新入生の1日入学がありました。
 この日のために、1年生の各教室でいろいろな準備を進めてきました。
「小学校が楽しいところだと思って、早く来たいなあと思ってくれるようにするためには、どんなことをすればいいかな?」と、子供たちは考え、相談しました。そして、1時間目から5時間目の授業形式で、ちょっぴり小学生気分を味わってもらえるような内容を考えました。

 国語では音読をしたり、絵本を読み聞かせたりしていました。ちょっと緊張していた顔もありましたが、練習の成果が出せたようです。
 音楽では歌を歌ったりダンスをしたりしました。
 図工では粘土遊びや工作を一緒にしました。
 生活科では、学校探検に行きました。 理科室に入ったり、廊下から教室を見たり。大きなお兄さん、お姉さんが勉強している様子を見てもらいました。中には自分のお兄さんを見つけて、嬉しそうにしている子もいました。
 その間、保護者の方には「親学プログラム」を行い、大人の関わり方について考えました。

 4人グループに分かれ、「積極的に・うなずいて聞いて」などを合言葉に、ざっくばらんに話し合いをしていただきました。いつもはなかなか話をする機会がない保護者さんも、悩むところは同じところがたくさんあります。ちょっと先輩の保護者さんの話を聞いたり、悩みを共有したりできた時間となったと思います。ありがとうございました。

 4月には44名の新入生が入学します。在校生一同、心待ちにしています。

2020.2.12

みんなが気持ちよく過ごすために ~多文化教室 1,2年生~

 2月7日(金)、グローカルセンターから4名の方に来校いただき、1年生と2年生が多文化教室を行いました。
 
 まず、グローカルセンターの方から「世界にはいくつの国があるか知っていますか?」という質問がありました。子供たちは次々と手を挙げ、発表しました。正解の196か国に近い数を言った子がいて、盛り上がりました。

 「では、その中で、雲南市には何か国から来られているでしょう?」 正解は19か国。これを聞いて、予想以上に色々な国から雲南市に来られていることに驚いていました。
 その中から、デンマークから日本に来られ、加茂に10年以上住んでおられる方にお話をお聞きしました。
 質問コーナーでは、
・デンマークで好きな食べ物のお店はどこですか?
・有名な建物は何ですか?
・何時ごろ暗くなりますか?
などなど、子供たちはたくさんの質問をしました。一つ一つに丁寧に答えてもらって、みんなデンマークのことを少し分かったようでした。
 日本での好きなこともたくさん教えてもらいました。
 でも、日本に来て、とても悲しい気持ちになられたことがあったそうです。
ジロジロ見られたり、指をさされたり、「アメリカ人」と言われたり・・・。
子供たちは、その話を真剣に聞いていました。

 そこで、加茂に住む人、日本に住む人みんなが気持ちよく過ごすためにはどうすればいいかを考えました。
 子供たちは、
「やっぱり、あいさつをすればいい。日本のあいさつを、気持ちよくすればいい。」
「見た目で決めつけない。」
「じろじろ見ない。」
「自分がされたらいやなことは、しない。」
など、今の自分にできることを考え、発表しました。

 この授業を通して感じたこと、考えたことを子供たちはきっと実践してくれると思います。

2020.2.10

高齢者体験を通して ~5年生 福祉の学習~

 2月6日、7日の2日間、雲南市社会福祉協議会から2名の方に来ていただいて、「ふくし」についての学習と高齢者体験を行いました。

 1日目は1、2組合同で、「ふくし」についての学習をしました。子供たちは福祉について、聞いたことはあるけどはっきりは・・・という感じでした。初めに「福」と「祉」の字の意味を考え、福祉とは、
 ふだんの
 くらしの
 しあわせ
であること、そして「たくさんの人が協力しながら助け合うことが、みんなの幸せにつながるはず」とのお話を、真剣に聞いていました。
 2日目はクラスごとで、高齢者体験をしました。
 まず、足首、そして手首に重りを巻き、ひじとひざにプロテクターをつけ、背中に重りを背負い、手には手袋そしてゴーグル・・・。
「わあ、重い!」 「座れないわあ。」 「全然見えない~。」など、子供たちは、高齢者の方の不自由さを実感していました。
 次は、ペアになって実際に動いてみました。
 新聞を読もうとしても、「え~、めくれない。」「字が読みにくい。」、黒板に貼ってあるカードは「その色見えないわ。」「時計?数字が読めん。」と苦労の連続でした。
 階段の上り下りも大変そうでした。ペアの子が優しく声をかけたり、手を引いたりして安全に上り下りができるように誘導しました。
 子供たちは、最後に自分たちが体験したことを振り返り発表しました。 そして、自分たちにできることを考え、話し合いました。

 この地域に住む誰もが幸せに暮らせるようになるために、5年生は一人一人が真剣に考えました。自分たちができること、小さなことでも実践してくれることと思います。

2020.2.6

この冬初めての雪で

 昨夕から今日にかけて降った雪が、加茂にも積もりました。
 今朝は雪が降る中の登校で、子供たちを心配しましたが、予想以上に元気に楽しく登校してきた子が多く、安心しました。

 子供たちは雪がうれしくて、休み時間になるのを待ち構えていました。中休みになると、学年を問わず、元気に校庭へ出た子供たち。雪玉を作って投げたり、雪だるまを作ったり、思い思いに雪で遊んでいました。

 昼休みには随分と校庭の雪はなくなりましたが、それでもまだ残った雪で大勢の子供たちが元気いっぱい遊んでいました。
「濡れた~。」「手が冷たい!」
と言う子供たちは、どの子もいい笑顔でした。

2020.2.6

避難訓練 ~休み時間に~

 2月5日(水)、今年度3回目の避難訓練がありました。
 今回は中休み、つまり周りに大人がいないかもしれず、自分たちでどのように動くかを考えなければいけない設定でした。

 火災発生は理科室。消防署の方に来ていただいて煙(体に無害の物)を起こしたので、近くにいた児童は驚いたかも入れません。でも、どの子も落ち着いて、火元に近い子はすぐに遠ざかることができていました。放送も静かに聞き、素早く避難することができました。
 全校児童が避難完了したのが2分後、短時間で行うことができました。

 教頭先生、そして消防署の方からの「火事で怖いのは火よりも煙」などの話を、どの子も真剣に聞いていました。
 その後、練習用の消火器を使った消火訓練がありました。
 4年生以上の各クラス代表者が、「火事だ!」と、まず大きな声で周りに知らせ、消火器を持って火のそばまで行きました。消火器を使う3つの手順 ①ピンを抜く ②ホースを外す ③レバーを握る をして、的に水をかけました。水をかけながら近づいていき、的を倒しました。どの子も落ち着いて、訓練をすることができました。

 火事を起こさないことが1番ですが、「もしも」のときにどのように行動したらいいのか、普段から考え、行動できるようにしておくことが大切です。ご家庭でも「もしも」の時のことを、お子さんと話してみてください。

2020.2.5

しっぽとり ~学年別、色別対抗~

 スポーツ委員会の企画による「しっぽとり」が始まりました。
 2月4日(火)、中休みには高学年の赤対黄、昼休みには低学年の赤対黄が行われました。スポーツ委員会が用意してくれた100本のしっぽのうち、何本残っているかで勝敗が決まります。時間は5分間。子供たちは体育館の中を一生懸命に走り回っていました。
「やった、とった!」
「わあ、取られた、もう一本しっぽをください!」
などなど。

 今年の冬は比較的暖かく、外で遊ぶ子供も多くいますが、やはり運動量が少なくなりがちなこの季節。スポーツ委員会は楽しみながら運動ができるようにこの企画を考えてくれました。
 2階のギャラリーからは大きな声援が送られ、大盛り上がりでした。

2020.1.23

外部講師をお迎えして

 加茂小学校では、色々な方を講師にお迎えして、より専門的なことを教えていただいたり、お話をしていただいたりして学習をすすめることもあります。

 1月15日(木)に、大東税務署から来ていただいて、6年生に租税教室をしていただきました。税金の種類や税金の使われ方、必要性などについて学習しました。消費税など、子供たち自身にも関わっている税金もありますので、興味深く聞いていました。最後には1,000万円のお金の見本を持たせてもらいました。
 1月24日(金)、雲南市国際交流員のデレクさんに来ていただき、1年生が活動しました。1学期に続いて2回目です。最初にアメリカやデレクさんについての〇✖クイズでした。色々な写真を見せてもらって、加茂や日本との違いについて教えてもらいました。

 後半は英語を使ってのじゃんけんゲーム。勝つと、どんどん進化していきます。慣れない言い方ですが、子供たちは1学期よりも随分と上手に言うことができるようになっていました。
 1~4年生は体育の授業に今年も青木先生に来ていただき、マットや跳び箱を教えていただきました。
 「トンとついてパッと離すんだよ。」など、コツを分かりやすく教えてもらいました。子供たちは先生のおっしゃることをしっかりと聞き、できるように何度も練習していました。
 「そう、その調子!」「すごいね!」など、たくさんほめていただきました。これからは青木先生に教えていただいたコツを授業の中で生かし、さらに上達できるようにしていきたいと思います。
 1月28日(火)、1年生は生活科の「むかしのあそびをしよう」で、たくさんの名人さんに来ていただきました。コマ回し、けん玉、メンコ、羽根つき、おはじき、お手玉等々の遊びをたくさん教えていただきました。初めはなかなか上手にできなかった子どもも、名人さんに優しく教えてもらって、すぐに上手になりました。たくさんお話もして、楽しい時間になりました。

 外部講師の皆さんにはお忙しい中、子供たちのために足を運んでいただきまして、本当にありがとうございました。

2020.1.22

1月の学習公開日 ~人権・同和教育~

 1月17日(金)に、1月の学習公開日を行いました。今回は人権・同和教育に視点を当てた授業として、道徳や学級活動を公開しました。

 1年生は「みんな すてきな いいところ」を見つけ、お互いに伝え合いました。授業の後半では、事前におうちの方に書いていただいた「いいところカード」を渡していただきました。どの子もとてもいい表情をしていました。ご協力ありがとうございました。
 
 授業後はPTA主催の人権・同和教育研修会を開催しました。今年度はSNS等の問題をテーマにした、参加型の親学プログラムの研修会になりました。DVD(「親や先生が知らない!子ども防犯スクール」)の視聴後、グループによる意見交換を行いました。不安や悩み、問題点などを話し合い、家族で取り組めることを考えていきました。どのグループも活発に話し合いが進められていて、関心の高さが感じられました。

 お忙しい中お越しいただきまして、ありがとうございました。

2020.1.8

3学期スタート!

 今日から3学期が始まりました。今朝は強風の中、上級生が下級生を気遣いながら登校する姿が見られました。

 始業式では校長先生から、3学期は51日間と短いけれど、色々なことに挑戦してほしいというお話がありました。また、自分の「長所」と「短所」について、少し考える時間がありました。何人かが自分の長所を発表しました。
「なわとびの練習を頑張って、たくさん跳べるようになった。」
「なんにでも頑張れる。」
 全校児童の前で手を挙げて自分の意見を言えることは、とても素晴らしいことです。

 続いて校長先生から、今年のめあてや3学期の目標には、自分の長所を伸ばすことや短所を直すことにも取り組んでもいいので、目標をもって一日一日を大切に過ごして、学年の終わりには「この1年間で色々なことができるようになったな。」と思えるようにしてほしいなどのお話がありました。
 続いて堀江先生から
 まとめの3学期は「自分も相手も大切に」を合言葉に、今までやってきたことにプラスして
「心ぽかぽかことばづかい」をし、加茂っ子の力を広げていこう
というお話がありました。

 6年生はいよいよ卒業に向けて、他の学年は次の学年に向けて、1日1日を大切に過ごしていきましょう。

 保護者の皆様、地域の皆様には今年もご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。