雲南市立木次小学校

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3年生が社会科で地域調査に出かけました

2019-10-09 19:10:54
3年生は現在、社会科の授業で雲南市の様子について調べる学習をしています。10月2日には大東、加茂方面に調査に出かけましたが、今日は一日かけて、
三刀屋町のみしまや周辺とホシザキ電機の工場、掛合町の龍頭が滝、吉田町の菅谷たたら山内に見学に出かけました。三刀屋町のみしまや周辺は、近年新しい店が進出している地域であり、地域の変容について考えることができる場所です。またホシザキ電機は、雲南市内に大きな工場をもち、子どもたちにとっても身近な企業の一つです。職員の方に工場の概要について説明いただいたあと、工場内の見学もさせてもらいました。多くの人たちが働いておられる工場内に入って製氷機が作られる工程を見学させていただき、子どもたちも興味津々のようすでした。
続いて子どもたちは、掛合町にある龍頭が滝に出かけました。龍頭が滝は日本の滝百選にも選ばれている滝で、雲南市の中でも山間部にあるため、子どもたちもあまり訪れたことがありません。雲南市にもこのような滝があることを知って、子どもたちもびっくりしていました。最後に、吉田町の菅谷たたら山内を見学しました。たたら製鉄は、出雲地方の山間部で鎌倉時代頃からおこなわれきた製鉄法です。たたら製鉄に従事していた人達の職場や、住んでいた地区を総称して「山内」と言い、吉田町ではたたら製鉄を伝える建物を保存したり、復元してきました。子どもたちも、興味深そうに見学をしていました。
現地に行って、実際に目で見て、現地の人の話を聞くことは、社会科の学習のなかでもとても勉強になる学習です。今回の調査の成果を、今後の社会科の学習に生かしていきたいと思います。2日間にわたって、多くの方にお世話になり、ありがとうございました。