４年生は総合的な学習の時間に高齢者福祉について勉強しています。これまでも高齢者体験をしたり、高齢者の方とのお話しをするなどの活動を行ってきました。今日は高齢者の方々に喜んでいただけるようなパフォーマンスを観ていただくために、新市交流センターに出かけました。各グループが、クイズやケン玉、音楽演奏、ダンスなどを高齢者の皆さん方に披露しました。高齢者の皆さんは、みんな笑顔で喜んでくださり、その笑顔をみて、子どもたちもうれしい気持ちになりました。一緒に話をする時間では高齢者の皆さんも子どもたちも笑顔がいっぱいで、本当にいい交流会になりました。施設の方には、交流会に臨む４年生の姿勢や態度がとてもよかったと、大変ほめていただきました。

第１回全校なわとび大会を行いました。なわとびは体力の向上に非常に効果がありますし、一人でどこでも取り組めるスポーツです。各学年とも、30秒間の間にどれだけの回数を跳べるかに挑戦し、それぞれが自分の目標に向かって一生懸命頑張りました。また周りで観ている子どもたちも、「がんばれー」と声援を送っていました。30秒間で100回以上跳べる人はＳ級に認定されますが、Ｓ級の認定者がたくさんいてびっくりしました。なかには139回というすごい回数を跳んだ児童もいて、みんなで拍手を送りました。2月の第２回大会に向けて、さらに記録が伸びるといいですね。

３年生の社会科では、火事から暮らしを守る仕組みや人々の取り組みについて現在学習しています。その学習の一環として、今日は雲南消防本部に見学に出かけました。子どもたちはこれまでの学習を通して、「消防署で働いている人は何人か。」「どんな訓練をしているのか。」「消防車は何台あるか。」「何で消防士になろうと思ったのか」など、あらかじめ質問したいことを準備していましたが、消防本部の職員の方はそれらの質問に丁寧に答えていただきました。消防本部の設備や消防車、救急車なども見学させていただき、火事から私たちの暮らしを守ってくださっている消防本部の方々の取組について大変勉強になりました。消防本部の皆様には、おいそがしいなか子どもたちの学習に協力していただき、本当にありがとうございました。
 

２年１組で、算数の研究授業を行いました。「1,000より大きい数をしらべよう」という単元で、数直線の１目盛りの数に気を付けて、数直線上に表された数を読んだり書いたりすることができるようになることを目標に、担任の内田教諭が授業を行いました。めあての達成に向けてデジタル教科書などを効果的に使い、一人一人の学習状況に目配り気配りをしながら進められたベテランらしい授業に、２年１組の子どもたち全員が熱心に学習に取り組んでいました。ねらいが明確でわかりやすく、考えるための手立てや個々への支援がきめ細かくされている授業に、参観した教職員も大変勉強になりました。

島根大学大学院教育学研究科（教職大学院）は、より高度な専門性を持つ教員やミドルリーダーを育成するために４年前に島根大学に設置され、大島校長は昨年まで教職大学院の教授をしていました。そのような縁もあり、今日は教職大学院の学生23名と先生方4名が、木次小学校の学校経営やカリキュラムを勉強するために、木次小学校に訪問されました。今日は大島校長の講話のあと、大久保教諭による6年生の算数の授業を公開しました。6年生のみなさんがパソコンやタブレットを使いこなして授業に取り組んでいる様子に、大学院のみなさんも感心しておられました。先生の一人が、廊下で出会う子どもたちが、みんないい挨拶をしてくれたと言われて、とても嬉しかったです。大島校長にとっては、昨年まで同僚だった先生たちや、関わっていた学生との久しぶりの再開でした。今日訪問していただいた教職大学院のみなさんが、大学院でしっかりと研究に取り組まれ、大きく成長されることを祈っています。