人権教育についての校内研修を、大島校長が講師となって行いました。大島校長は、研修に参加した教職員に「会議室にかかっている絵はどんな絵?」「校長室にかかっている絵はどんな絵?」「昇降口にかかっている絵はどんな絵?」と問いかけました。その問いかけに、職員の多くは、どのような絵がかかっているかを思い浮かべることはできませんでした。大島校長がこのエピソードで伝えたかったことは、毎日のようにその絵のそばを通っていて、視界には入っていても、物事は見ようとしなければ見えないということです。子どもたちの姿を見ようとするときも同じで、関心をもって見ようとしないと子どもの姿は見えません。また、子ども理解についての専門性を深めて、子どもたちの姿から何らかの判断ができる力を身に付けると、子どもの姿がよく見えるようになります。本校の教職員は、日頃から子どもたちの姿をしっかりと見て、教育活動を行っていくことを大切にしていますが。このような研修を通じて子どもを見る力を一層高めていけたらと思います。